防草工事

1着工前

玄関脇の庭の様子です。
数ヶ月前に抜いた雑草がどんどん繁茂しています。

今回除草ではなく、防草工事に入りました。
用いたのは宇部マテリアルズ(株)が販売されている『防草名人・舗装名人』という商品です。

天然素材を硬化剤に使用しており、環境に優しい上、現地の土と混ぜるだけで現在の風合いと非常に変化なく、草の生えにくい仕上がりとなります。
また、除草剤とは違いますので、現在ある樹木の周りにも使用可能です。

2スキ取り

現在の土をスキ取りします。
厚さ約5センチで仕上げますので、その分を取り除きます。

『防草名人・舗装名人』には排水性もありますが、近くにタメマスもある為、そちらへ勾配もとります。

取り除いた土に硬化剤を混ぜ込んでも良いのですが、雑草(種子)が多いため、新しい真砂土を使用する事になりました。


3敷き均し・転圧

真砂土に硬化剤をミキサーにて混ぜ込んだ物を敷きこみします。

勾配に配慮しながら表面が平らになるように均していき最後に転圧します。


4散水

水をまきます。
決められた水量をまかないと、後の剥離の原因となりますので調整しながらおこないます。


5仕上げ(コテ押さえ)

最後にコテで押さえて表面をキレイに整えます。

完成

これで完成しました。
今回は約25uの施工でしたので1日で終了しました。
ただし、散水ほどは翌日もう1回行います。

出来上がりは普通の土と変わりまりません。
触ると硬いのですが、コンクリートやアスファルトのそれとは違います。夏場の施工面の温度上昇も少ないはずです。

これで約10年間は雑草に悩まされる事はなくなると思います。

ちなみにこの『防草名人・舗装名人』は出雲弥生の森博物館近辺や古墳群周り、国道・県道の街路樹の周りなど色々な所で使用されていますので、ご覧になると参考になると思います。


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