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狭小トイレのリノベーション 他工事 
(使い勝手の我慢は、時に危険ですらあります)


和便器に簡易ウォシュレットを設置してお使いであったトイレです。

年配の方にとって便座の使用は身体に優しい事なのですが、トイレ内が狭いので弊害が出てきたようです。

便座が飛び出しており、ドアをしめると男性はともかく、女性は体の向きを変えるのも大変です。

さらに便座に座ると、膝の前がすぐにドアとなり、立ち上がる為の前傾姿勢がとれません。

手摺を取り付ける場所もなく、体を支える事が出来ないので、用足しの後、ドアを開けて立ち上がっていたとの事でした。

トイレの反対側の写真です。
居室への入り口もやはりドアでした。




トイレドアとは少しずれていますが、お互いに開ければ干渉します。
そして、こちらのドアは階段を上がってすぐの位置ですので、不意に開けば転落の可能性もあり危険です。


                          



通路の様子です
向かって左が居室、右がトイレです。
ドアが開けば、人は通れません。

トイレ奥の様子です。洗濯機や洗面化粧台が並び、その間にタオル等を収納するボックスがありました。

今回の工事は、この収納ボックスを止めて、そのサイズをトイレの広さに充当します。

「たったそれだけで広くなるの?」という声が聞こえてきそうですが、
便器の向きを変え、洗濯機側の壁の厚みも薄くする事で、問題ないスペースを確保しようという計画です。

まずは器具を撤去し解体します。
洗濯機等も移動し、仮設で使っていただけるようにしました。

ちなみに写真奥、階段側の壁は残す手はずでしたが、タンクからの漏水で下地の木材が腐っていた為、お施主様の同意を得た上で、こちらも解体しました。

解体後の何もなくなった状態です。
柱だけが残っています。

今までとは便器や手洗いの向きや位置が変わりますので、配管を新設時に合わせて手直ししてもらいます。

この後、コンクリートの補修をします。

新たに間境壁を作っていきます。
ほぼ正方形であったトイレ空間が長方形になりました。

また、器具や手摺などが付くところは合板で補強をします。

内装工事が終わり、いよいよ器具の取り付けです。
便器の向きが時計回りに90度変わります。

完成写真となります。
お施主様の意向で可動式の手摺も設けさせて頂きました。

両手で身体を支えられるので、年配の方でも比較的楽に立ったり座ったり出来ます。

便器前の空間です。

手摺や手洗い器があっても十分体の向きを変えられるスペースが出来ました。

通路対策・安全対策として、各所を引き戸としました。
トイレも間口が広がった為、引き戸とする事が出来ました。

以前は居室からトイレまで、段差が多く存在しました。
また、毎回靴に履き替えて移動するという不自由さも
フロア化&バリアフリー化で一挙に解消です。

使用できなくなった収納ボックスの代わりに、洗濯機上部と洗面上部に棚を取り付けます。
これで収納が減る不自由さもクリアです。

余談ですが、こちらのお宅には可愛いネコちゃんが飼われています。
せっかくですので、ネコちゃんのためにも出入り口を付けさせていただきました。

どちら側からでも自由に出入り出来る仕組みになっています。

後は何度か人が出入りの手伝いをしてやり、早く彼女に慣れてもらうだけです。

今回の工事では、ドアから引き戸に取り替えましたが、今お使いの建具にこちらの商品だけを取り付ける事も出来そうです。(状況にもよりますが)


緊急時に呼び出せるコールボタン(写真左 電池式)をトイレとお風呂に取り付けました。
受信機(写真右 充電式)も小型で携帯に不自由ないサイズです。
どちらも追加増設可能です。

こちらのお宅は3階建てでした。
どの階にいても受信出来るかをチェックし、問題ないのを確認してから設置します。(電波が届かない時は別売の中継器があります)

配線不要ですので、誰でも取り付けが出来ます。
増設時の設定などもけして難しくありません。
例えば玄関チャイムに使うとか、離れの呼び出しに使うとか、色々と出来そうですね。 (コールボタンは防水仕様となっています)






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