有限会社 庄司建築事務所 本文へジャンプ
新築工事


丁張(地縄はり)

図面に書かれている建物の位置や大きさ、間取りや高さの基準を板の上に出します。

すべての工事は丁張を基に進みますので、間違いは許されません

何回も確認をし、大工の棟梁さんにも立ち会ってもらいます。

地盤調査(地盤改良)10年保証

地盤調査をします。問題ないようであれば、そのまま基礎工事に着手します。

弊社では新築に関しては地盤調査を必ず行い、不同沈下に対し10年間の保証をつけています


K様の宅地は、地下1.5〜2.0メートルの間が軟弱な地盤であったため、柱状改良工事を行いました。
建物の重要な位置を重機で掘削し、同時に特殊コンクリートを流し込みます。

コンクリート柱で建物と屈強な地盤をつなぐ事で地震にも強い家が建つのです

基礎工事

建物の荷重を基礎全体で保持するベタ基礎はもちろんですが、外周部に換気孔を設けません。
これは“基礎通気パッキン”を用いる事で、換気孔の切り欠きからくる基礎の強度不足を防ぐためです。
もちろんパッキン自体が通気出来ますので、問題はありません。
しかもどこからでも空気が通る訳ですので、床下の換気は換気パネルよりはるかに良いです。

さらに基礎パッキンを使うと、メーカーのシロアリ保証が付いてきますので、お施主様にとってダブルメリットとなります。

木材加工

基礎工事と並行して大工による木材加工を行います。
弊社ではプレカットではなく極力職人さんに加工してもらっています。
自分で墨つけ・加工する事で、あたかも自分の家の様な愛着がわくのは良い事だと思います。またそれが出来る腕と気持ちを持った職人さん達ばかりです。


搬入・仮組み・起こし(起こし方)

基礎工事が終わり、土台を取り付けます。
それから木材を搬入し仮組みを始めます。
木材を極力風雨に合わせないよう、上棟日より逆算して搬入・仮組みをします。
ある程度仮組みし、起こす順番に重ねていきます。
並行して足場も組みます。
上棟日だけでは棟が上がらない場合、前日より起こし(起こし方)を行います。予めある程度起こしておけば、上棟日に棟上げはもちろん屋根仕舞も出来、雨により化粧物(出来上がっても隠れない構造材、和室の柱など)を汚す心配がへるからです。

上棟・屋根仕舞

いわゆる“棟上げ”です。
K様にもわが家の新築記念に棟の木を叩いていただきました。
一生のうち、そう何度も経験出来ない体験だと思います。
屋根仕舞(屋根板打ち、防水シートはり)も無事終わり、夕方から上棟式を執り行ないました。
地鎮祭と同じく、工事の安全や建物の守護、K様のご家族様の繁栄をみんなで祈りました。

サイディング工事

アルミサッシを入れ、下地をした後に防水シートを張ります。透湿防水シートと言う、中の湿度は外に逃がし、外の湿度は通さないシートで防水対策をしてからサイディングを張ります。

外壁完成

サッシ廻りやサイディングの継ぎ目に防水シールを打ち、実際に雨漏りなどがないか試験して外壁の完成です。
並行して他の工事(屋根・塗装・樋など)も進みますので、各所チェック後に足場を撤去します。
K様はベーシックな白系のサイディングを基本に、玄関廻りやベランダに濃い木目調サイディング挿し色としてセレクトされました。
エレガントな雰囲気の中にも一部濃色を入れる事で、メリハリがつき建物が引き締まってみえます。

システムバス設置

外部の工事と並行してシステムバスを設置しました。内部の工事があまり進まない時期の方が、搬入・組立共にスムーズに施工できます。
K様はパナソニック製の1.25坪タイプを選ばれました。
まだ小さなお子様が2人いらっしゃいますので、このサイズであれば一緒に入浴されても問題なくお使いいただけると思います。浴槽内の半身浴用のステップもお子様の椅子代わりとなり安心です。

内部工事

筋交や補強金物などを取り付け、市役所の中間検査を受けた後に内部の造作や下地の工事を着手します。わずか数ミリの誤差が大きな誤差を呼び、仕上に現れますので、大工さんも真剣そのものです。この時点で断熱材も入れていきます(K様邸は内断熱)。
宅内の配線・配管の工事もこの時点で行います。

各所仕上げ

大工工事が終ってから仕上げる事が多いのですが、K様の引越し(転勤)に合わせるため、部屋単位で仕上げる事としました。
事前にご希望のクロスサンプルを取り寄せて打ち合わせをしていましたので色柄は決定していました。分厚いクロス見本帳では、クロス生地が小さく、貼った時に自分の想像と雰囲気が違ってしまう場合が時にあります
クロス工事が終った部屋からコンセントやTV、電話の接続パネルを設置します。
外部も左官仕上に入ります。犬走りやポーチ、玄関土間などを仕上げてもらいます。


設備の取り付け

洗面や便器、照明器具などを取り付けます。
建具や畳などもこの時点で入れてもらいます。
写真の便器はパナソニック製のアラウーノです。
タンクレスでトイレの広さを選びませんし、ミクロの泡で毎回洗浄してくれますので便器内の掃除が年に数回ですみます。

システムキッチン取り付け

工事の最終段階でシステムキッチンの取り付けです。
K様宅は電化住宅ですので、IHクッキングヒーターとなります。
吊戸をやめて開放的にしつつも、背面と家電収納で収納力もバッチリです。システムキッチンもパナソニック製の“リビングステーション”
となりました。

ちなみに電化住宅として確認申請を出した場合、完了検査で建物だけでなく、IHクッキングヒーターまでチェックをされます。
防火上(消防法)の関係なんでしょうが、少なくとも私は知りませんでした。

ウッドデッキの取り付け

K様待望のウッドデッキ取り付け工事です。
塗装は私がさせて頂きました・・・下手でごめんなさい

この後完了検査を受けました。

各所点検・ハウスクリーニング

器具や建具を実際に動かして点検します。また、あってはならない事ですが、工事期間中についたキズなどないか調べます。仮にあった場合、補修もしくは交換します。
弊社委託のハウスクリーニング業者さんはとても丁寧な仕事をしてくださいますので任せて安心できます。
住宅の手入れの方法もよくご存知ですので、大変参考になります。

お引渡し

メーカーや業者を集め,お引渡しをしました。
各所、各器具の説明をし、最後に保証書などと一緒にマスターキーをお渡ししました。
最近のサッシのカギは、キーホールは同じなのですが、工事用キーとマスターキーがあります。
工事中は工事キーを使って出入りするのですが、マスターキーを使って一度開閉すると、その後は工事キーではカギが開かなくなります。“サムターン回し対策”にサムターンも外れるようになっています。防犯対策も格段に進化しています。

引渡しをして終わりではなく、今後が本当の意味でのお付き合いの始まりです。K様、今後ともよろしくお願い致します。





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