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大規模な改修工事 |
建物はそのままに、耐震補強と2階と台所の一部を増築します。
またそれに伴い、部屋の間取りも現在のニーズに合う様、大きく変更しました。 |
施工前の写真となります。
現在は誰もお住みではありませんでした。
お施主様が戻って来られるのを機に、使い勝手の良い間取りに変更したいとの事でした。
公共下水道への接続や断熱工事も行います。
築年数の関係もあって、現在の耐震基準を満たしていない為、こちらも併せて工事をする事になりました。
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こちらが施工後の外観です。
2階を増築する事により、部屋数も増やす事が出来ましたが、外観も左右のバランスがとれたものとなりました。
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今回は間取りが大きく変わる工事です。
したがって建物内部の壁位置も変わります。
まずは柱やその他の構造材を残しつつ、全て解体撤去します。
今回、外壁の仕上げや屋根瓦も変わるので、内部解体後にこちらも解体しました。 |
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写真は2階増築の為に補強材を入れた所です。
この箇所に限らず、現在の法基準に添った耐震改修を各所に施します。
また、間取り変更にともない、その場所にあると邪魔になる柱が出てきます。
こちらも補強材を組み込み、移動させたり撤去しました。
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2階の増築部を起こします。
また、大きくなるLDKの一部も基礎工事をし、増築します。
ここには以前、物置がありました。
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瓦葺き工事中です
遠めに見ると、新築現場のようです。
既設の部分も含め、屋根瓦は新しいものとしました。また、瓦の下の屋根板も新しくしました。
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複層サッシも入り、外部を仕上げていきます。
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以前は手前に応接室、奥の部屋が台所となっていたスペースです。
今回は大きなLDKとなります。
その為に各所に補強をいれています。
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階段施工中の写真です。
上から見下ろしています。
以前は急勾配の直階段でした。
今回は場所や上る向きを変更し、また下側の数段を回り階段とする事で、以前より幅広で勾配の緩やかな階段となりました。
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お風呂の設置が完了です。
以前は建物の真ん中あたりにお風呂がありましたが、他の部屋の間取りを優先し、今回は角の方へ移動しました。
同じくトイレなども移動させています。
こちらは通常の配管のほかに、風呂釜の残り湯を洗濯機に送る配管をさせて頂きました。
残念ながら床下と壁を通しているので写真では確認出来ません。
揚水ポンプ付きの洗濯機であれば、接続するだけで風呂水を洗濯機内に入れる事が出来ます。
洗濯の度にバスポンプやホースを出し入れする煩わしさを解消出来ます。 |
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床下に断熱材を入れ、下地の板材を打ってから床暖房を敷き詰め、フローリング材を張っていきます。
こちらの現場では温水式床暖房と無垢板のフロアとなりました。
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内部の木工事もほぼ完成し、内装工事に入ります。
上の大きな写真はクロスの下地処理、パテ埋めをしているところです。
広縁の壁を仕上げているN左官さんです。
壁色が変わるだけで部屋が大変明るくなった気がします。
照れくさそうに写真に納まるK左官さん
玄関脇のエントランスクローク内で床の仕上げ中でした。 |
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内装工事が終った部屋より設備機器を取り付けていきます。
インターホンのモニターや給湯器・床暖房などのリモコン類は、使い勝手を考慮して1か所に集中配置してあります。
洗面化粧台、食品庫、書斎の本棚などなど、今回もたくさんの造作家具を大工さん&建具屋さんに造ってもらいました。
世界に1つだけ、サイズも場所にジャストフィットの家具です。
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建具やタタミも入り、最後にハウスクリーニングを施します。
養生などを取り外しますので、合わせて各所の自社点検を行います。
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建物へのアプローチ両側に大変立派な庭がありました。
今は駐車スペース&カーポート設置の為に一部景観が変わっていますが、こちらも建物と同じく先代が大切になさっていた事を感じさせる手入れの良さでした。
工期や金額の事も含め、建替えも選択肢として悩まれたのではないかとは思いますが、定期的なメンテナンスさえすれば、世代を超えて使えるのが木造住宅(在来工法)の良い点だと思います。
もちろん建てて終わりではなく、保証書の発行と定期点検をさせて頂きます。
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