誰でも出来る床補修 

はっきり言って、私は手先が全然器用ではありません。
したがって出来上がりも、おそらく皆さんの方がずっと上手に出来ると思います。


今まで諦めていた床の傷、専門業者に頼めばそれなりの補修金額になります。
こういった商品を使ってDIYしてみられては??


 1施術前(まずは傷をつけてみた)


今回の施工にあたり、事務所に置いてあったフロア材のカットサンプルにわざと傷を付けました。

普段、こんな場所を金づちなどで叩いたりする事はないですよね。

そんな訳で軽く叩いたつもりだったのですが、わりと大きく深い傷になってしまい少しあわてました。

はたしてキレイに補修出来るのでしょうか??



 

 2色合わせ

こちらの補修キットには床の色に合わせられる様、20色のハードワックスが付属しています。

今回、一番近いのは・・・この2色かな?

ハードワックスは混ぜ合わせて調色する事も出来ます。

今回はあくまで説明ですので154番を使用する事にしました。



 

 3溶かして盛って

色も決まったので、さっそく付属のホットナイフで溶かし、傷口(?)に流し込みます。

ホットナイフとは、いわゆるハンダコテのようなものです。単三乾電池×2の電池式ですが、溶かす力は必要十分です。

以前のセットにはコンセントにさして使う電気式のものが付属していました。

今回の電池式の方が安全(ボタンを押さないと通電しない)ですし、どこでも使えるので便利です。




 

 4ハードワックス施術終了 小休止

写真では分かりにくいですが、少し盛り上がる位に溶かして乗せるのがポイントです。

あとで削りますので、なんの問題もありませんよ。


熱が冷めるまでこのまま数分間放置します。




 

 5削る

十分冷えてから、付属のヘラで盛り上がった部分を削っていきます。

ワックス自体は割と硬いのですが、こちらのヘラで擦る分にはそんなに力はいりません。

フロアと平らになるまで行います。


 

 6木目を書きこむ

これまた付属のペンで周りの木目に合わせて書き込んでいきます。

筆ペンをずっと細くしたような感じですね。




 

 7コーティング剤を塗る

ウルトラボンドマーカーという水性のコーティング剤を塗布します。

ペンタイプなのでこちらも簡単に出来ると思います。

こちらのセットには3本ついてきますが、フロアの艶に合わせて使い分け出来ます。




 

 8完成

十分に乾かして完成です。

ここまでの所要時間は20分位でしょうか。

慣れてくれば、もっと手早く出来ると思います。


ポイントは木目書き。今回書き込んだものの、濃く感じられたので少しこすって薄く仕上げてしまいました。

コーティングすれば馴染むので、そのままで良かったと思います。木の赤味が強い部分も作りこめばもっと自然な風合いになると思い

ます。


不器用な私でさえここまで出来るので、安心してお使い頂けるのではないでしょうか。






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